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固定資産回転率



固定資産回転率とは


固定資産回転率 = 売上高
固定資産(当期・前期末平均)
固定資産回転率とは固定資産と売上高の比率で、固定資産がしっかり売上高につながっているか、固定資産に無駄が含まれていないか、すなわち固定資産が有効活用されているかどうかを判断する指標です。



固定資産の重要性

固定資産はそのほとんどが商品や製品を作るために利用されます。例えば製造業であれば、工場や機械装置、各種備品など、商品を仕入れて販売する商業では商品を保管して置くための倉庫や営業のためのコンピューターなどです。したがって固定資産もきちんと整備・管理され、最適な状態に維持して置くことが求められます。



固定資産回転率の見方

固定資産回転率を見てその数値が悪化した場合、売上高が少ないのかもしくは無駄な固定資産が含まれているのではないかなどの理由が考えられます。無駄な固定資産の有無を検証する場合は固定資産の中身を一つずつ見て行く事が大切です。そこで以下に固定資産の内訳を示します。

有形固定資産
土地、建物
構築物
機械装置
工具
器具、備品など
無形固定資産
特許権
賃貸借権など
投資等
長期貸付金
投資有価証券
子会社株式
会員権など



数値の判断

全業種の固定資産回転率の平均値は2001〜2002年度で1.34です。一般に商業では高く、製造業や電力などの巨額の設備投資が必要な業種では低くなっています。業種ごとに平均値は異なるので利用する場合は同業他社との比較や自社の過去の実績との比較が有効でしょう。



固定資産チェックの重要性

固定資産は投資の回収が長期に及ぶためしばしば不良資産を抱え込みがちです。不良資産は現金を生み出すこともなくただ滞留するのみです。流動資産は資金の回収が早いためそのよしあしも頻繁に判断され、無駄が入り込む余地が少ないといえます。それに対して固定資産はその回収が長期に及ぶため、その判断も難しくまたチェックにも隙が生じがちです。そのため無駄な固定資産がたまりやすいというわけです。固定資産のなかでも特に投資等に無駄が生じやすく中でも会員権など付き合いで所有しているものもあるため、その必要性については検討が必要でしょう。

無駄な資産は資金を生み出しませんので、早めに処分して価値ある資産へと振り変える必要があります。無駄な資産は概して時間の経過と共にその価値も減少して行くものです。放って置けば換金価値までどんどんと減少して行きます。





※参考資料
経営分析の基本
経営分析の考え方・すすめ方
経営分析入門―ビジネス・ゼミナール


※実践編


総資本回転率 || 棚卸資産回転率
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text 2007/05/14




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