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企業は借金を返済できなくなると倒産してしまいます。このため企業の借金返済能力を分析するのが安全性分析です。まずは安全性とは何かについて詳しく見ていきます。
安全性とは

安全性分析では主にストックとフローの2つの視点から分析を行います。ストック分析とはある時点での企業の資金の収入(調達先)と支出(運用先)を見るものです。ストック分析では主に貸借対照表が使われます。貸借対照表は事業年度末の資金の状態を表すものです。貸借対照表は資産(運用先)の部と借金・株主資本(調達先)の部から構成されます。この資産と借金・株主資本の関係を見ることでストック分析を行っていきます。資産と借金・株主資本との関係を分析しているのが流動比率、当座比率、固定比率です。借金と株主資本の合計である総資本と株主資本を見るのが自己資本比率です。
流動比率の意味や計算式について、200%を超えれば理想的
当座比率の意味や計算式、目安について解説
固定比率と固定長期適合率
自己資本比率(株主資本比率)とは
運転資本の種類と計算式、正味運転資本、必要運転資本とは

次にフロー分析について見ていきます。フロー分析とはある期間の資金の流れを見るものです。ここではキャッシュフロー計算書が使われます。キャッシュフロー計算書では1事業年度間の資金の流れを見ていきます。そもそもキャッシュフローは現金主義に基づき企業の実際のお金の流れを見るものです。一方で近代の会計制度では発生主義・実現主義が採用されるケースが多く見られます。そこでまずは現金主義、発生主義、実現主義とは何なのかについてみていき、なぜキャッシュが重要視されるのかを「利益は意見、キャッシュは事実」で解説します。
現金主義、発生主義、実現主義の違い
利益は意見、キャッシュは事実

キャッシュフロー分析では1事業年度の資金の流れを「営業」、「投資」、「財務」の3つに区分して見ていきます。このキャッシュフロー分析について詳しく見ていきます。営業キャッシュフローとは主たる営業活動でのキャッシュの流れで、投資キャッシュフローは企業の事業継続・発展のための投資活動によるキャッシュの流れです。財務キャッシュフローは資金調達や返済に関わるキャッシュの流れです。
キャッシュフロー計算書の意味と見方
営業キャッシュフローの見方、計算の仕方
投資キャッシュフローとは、計算式や項目について解説
フリーキャッシュフロー(FCF)の意味と計算方法について
財務キャッシュフローがプラス、マイナスとはどういう意味か

安全性分析のうち企業の返済能力を見る場合は上記のストック分析の流動比率や当座比率などが用いられますが、営業キャッシュフローも流動負債を返済するための原資であるという考え方に立てば、両者を比較して返済能力を見ることも出来ます。そこで営業キャッシュフロー対流動負債比率についても取り上げることにします。
営業キャッシュフロー対流動負債比率、対長期負債比率

借入金は元本の返済だけでなく利息の支払も必要です。利息である金融費用の支払余力を見る指標であるインタレスト・カバレッジ・レシオについても見ていきます。インタレストカバレッジレシオは金融費用の支払余力を見る指標ですが、WACC(加重平均資本コスト)は金融費用と配当や株式の値上がり益という株主資本のコストの両方をあわせた総資本の総合的なコストをみるものです。
インタレスト・カバレッジ
WACC(加重平均資本コスト)

















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