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インタレスト・カバレッジ・レシオ



インタレスト・カバレッジ・レシオとは


インタレスト・カバレッジ・レシオ  = 営業利益 + 受取利息
支払利息・割引料

売上から売上原価と販管費を引いた営業利益は会社本来の収益力を表すものです。この営業利益が金融費用をどれだけ補うことができているのかという金利負担力を見る指標がインタレスト・カバレッジ・レシオです。金融機関の融資の際や、格付け会社の信用調査などの場面で重視される指標です。インタレスト・カバレッジ・レシオは英語では「interest coverage ratio」と表記され、日本語だと「利息をカバーしている割合」と言う意味になります。



支払利息・割引料とは


支払利息割引料とは借入金の利息や手形割引料のことです。 手形割引料とは満期前の手形を金融機関などに裏書譲渡し、現金化する際に手数料を払いますが、その手数料のことを手形割引料といいます。 現金化するために支払った前払い利息という扱いで、ここでは支払利息と同様金融費用として支払利息と合算します。



インタレスト・カバレッジ・レシオの見方


インタレスト・カバレッジ・レシオは高ければ高いほど、本業のもうけである営業利益に対する金融費用の負担の割合が少ないということになるのでよいとされます。インタレスト・カバレッジ・レシオが低い場合は、その理由は有利子負債が多いか、本業の利益が少ないかのいずれかです。特に1倍を割り込んでくると金融費用を本業の利益で補いきれていないということになるので、このような状態が長く続くと危険です。またこの指標が低下傾向にある場合も注意が必要です。



インタレスト・カバレッジ・レシオの使い方


インタレスト・カバレッジ・レシオの業界平均値は4.4倍で、平均値の高い業種は証券金融・代行(30.13倍)、薬品(71.43倍)などです。この指標は業種間での差も大きいので使うときは同業他社や自社の過去の実績との比較などが有効でしょう。




※参考資料
経営分析の基本
誰でもわかるキャッシュフロー会計のしくみ
決算書 読解力の基本が身につく88の極意


営業キャッシュフロー対流動負債比率、対長期負債比率 || WACC(加重平均資本コスト)
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text 2013/12/14




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